国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

2015/1/16スリルミー(ヒョンフン私×ソンイル彼ペア)

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明るくて楽しい彼と内気だけどお茶目な私。
再開シーンでは彼も私に会えたことが嬉しそうな仲良しタイプ。
結末を考えると死にたくなるぜ!

【バードウォッチング】
彼を待ちながら時計見て苦笑するヒョンフン私。
しかし来なくて不安そうなわけでもなく、いつも時間通りに来ないんだろうなといった風。
ほどなくして現れた彼は、バードウォッチングに夢中な私を見て「相変わらずだな!」とでもいった風にフッと鼻で笑う。
まだ一言もしゃべってないけどこの2人仲良さそうだ!笑
そのままわざとらしくソロソロ忍び寄り、勢いよく肩に手を置いて
彼「うおっ!」
私「わあ!?!?」
彼「っははは!ぼーっと鳥なんか見てwww」
ソンイル彼爆笑。そんな彼を見てめちゃ嬉しそうなヒョンフン私。
彼「立派になったか?(どや!)」
私「(わざとらしく双眼鏡をかまえる)う~ん・・・(つま先から顔まで見る)・・・老けたね!」
彼「ぶはwww(噴出)」
↑スリルミーにあるまじき会話の弾みっぷり。そして彼のほうから私の脇腹を触ってくすぐったがらせるというあるまじきじゃれっぷり。
しかし「ハーバードに行ってないことはどうやって知った?」と聞かれた途端、うしろめたそうにしどろもどろする私。
この気まずい空気、どうやらソンイル彼は深刻に弟が嫌いタイプの彼のようです。

放火デートの返事が微妙なので彼が帰ろうとすると、「わかった!」とあわてて彼の手を両手でもみもみ。
最後は投げられたマッチをまるで彼からのプレゼントのように大切そうに胸の前で握るヒョンフン私。
控えめながらも彼大好きなのが、動きの1つ1つから伝わってきました。

【優しい炎】
ガソリンまいて大パニックの私を「大丈夫だよ!大丈夫!大丈夫~w」と両手で顔ぽんぽんしてなだめる彼。
なんとか落ち着いた私は優しい炎中ずっと階段に座って、火に夢中な彼を見守ってました。

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途中から彼が後ろに座り、2人とも楽しそうに笑いながら暗転。
で、明るくなると

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何とも言えない表情で、彼が座っていたところを懐かしむように撫でる1人ぼっちの54歳私が。
ハウアーッ!(涙腺決壊)

【彼の部屋】

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場面転換したら彼の部屋の壁から上半身だけ出して「いつ気づくかな~?」みたいなワクワク顔で覗いてるヒョンフン私。(客席(笑))
この後ソンイル彼が目だけでチラ見。
「あっ・・・!・・・・あ~・・・(おろおろ)」と気まずい空気になって終わりました。何がしたいんだw

【契約書】
自分の要求を嬉しそうに打つヒョンフン私。

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自分で決めてもいいよって言われたのがよっぽど嬉しかったのか、声だけでわかるルンルン具合。
トーンが明るくて、ふわふわに歌い上げてました。それはもうふわふわに!
サインしたあとも止まらなかった血を( ・。・)←こんな顔でわざと床に垂らそうとする謎のオチャメ。 

完成した契約書を見て思わずプッと噴き出す2人。

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ここで現在に戻るわけですが、ついつい当時の思い出に浸ってふふっと笑ってしまう54歳の私。
しばらく審議中であることを忘れてたのか、「・・・・・ああ!すいません・・・」というように我にかえる。
この目をつぶればいつでも彼に会える的な演技泣ける。

【スリルミー】
自分の要求を聞いてもらいたくて必死に彼の手もみもみしながら訴える私。べったりボディータッチじゃなくてなのがポイント。
彼がそれを握り返したので一瞬笑顔になるも、ペラペラと次の窃盗計画の話をし始めたのでついに不満爆発!ヒョンフン私もちゃんと怒った!(意外)(半泣きだけど。)
思わず胸ぐらに掴みかかるも「は?」という彼の顔を見て我に返り、服を整えてあげてから「ごめんね・・・ごめん・・・」みたいな感じで手を胸の前で握りあわせて反省。(お祈りポーズみたいな)
怒るけど自分の立場が下だってことを自覚してて、彼もまたそれが当然のような態度。

【計画】
このあたりからソンイル彼がおかしくなりはじめる。
日本版のかっきー彼なんかもそうですけど、弟深刻に嫌い型の彼はこのナンバーがより狂気的になりますね。
そんな彼に焦って「誘拐だけにしよう!誘拐だけ、誘拐だけ・・・」と同じ言葉を繰り返しながら殺人だけは真剣に避けたい私。

代案で言ったはずが「お前はなんて天才なんだ!どっちもやろう!」と言われてしまい、手で顔を覆う。

 

【超人たち】

ソンイル彼のやったZEEEEEE!!っぷり、達成した喜びと興奮だけで罪悪感0!

ヒョンフン私はおそらく血まみれであろう自分の両手を見ながら罪悪感に押しつぶされそうな顔でよろよろ。

この記事の最初の絵が2人が最後に決めたポーズなんですが、映画のポスターにもDVDジャケットにもできそうなポージング。
最後暗転する直前にソンイル彼が「っはは!」って笑ったのが、素晴らしくイっちゃってて良かったです。

【脅迫状】
手がフルフル震えて止まらないヒョンフン私。
さらにメガネを失くしたことに気付いて半泣き。階段に座って1人お通夜状態。
それを見ていたたまれなくなったのか、彼が気分転換に自分のおやじの話を出したみたいな流れになっててちょっと新しかったですね。

【電話】
彼「お前だけだ」
私「・・・・・・・・・・・・・・ぇ?(消え入りそう)」
まさか裏切られるとは1ミクロンも思ってなかったのか、絶望のあまり床に座り込んでベンチにもたれかかり、さらには四つん這いでベンチや床をなではじめるヒョンフン私。

【公園バトル】
このペアの1番面白かったシーンはここですね!
ソンイル彼はとにかく私と一緒にいるところを第3者に見られたくないようで、周囲を気にしまくり。気にしすぎてかえって怪しい!
ひっそりと階段に座り、ライターをあけるカチン☆音で私に気付かせる細かさ。
すぐさま私が駆け寄ろうとしたところを人差し指でビシャーン!☆と指さしてSTOP。動きだけは派手なままだったww
彼がしつこく声を小さくしろというので最初は小声で言い争ってましたが、あまりにも理不尽なことばかり言われるので、つい私が大声で言い返したら手で口塞がれたー!!
「警察が、んっ・・・!んーーー!!!(泣)」
セリフさえ言わせてもらえないヒョンフン私かわいそうすぎます。
本当にガッツリふさがれてて苦しそうで・・・最高(失言)
最終的に自分で出した大声にも驚いて自ら口を抑えるソンイル彼。おもしろすぎかw
しかも柔道の投げ技みたいなフォームで、思いっきり私をドシャアアン!と床に叩きつけて爆音たててる。

しかしこれだけ悲惨な目にあっても愛想を尽かすどころか「どうしてこんなひどいこと・・・どうして・・・どうして・・・」となおも傷つき続ける私。
↓そんな私に彼がとった行動↓

「ムカつくんだよこの変態野郎」(唾ペッ!!!!)

!!!

神聖なスリルミーの舞台になんてことを!!(そこかよ)

残されたヒョンフン私の横顔からボロッとこぼれる大粒の涙。
なんかもう感情の流れといい表れ方といい、演技だということを忘れてしまう・・・!
以下よりネタバレ部分です!

====

【留置所】
今まで完全に言いなりだったヒョンフン私がここから一気に強気に!
皮肉っぽく笑いながら彼を脅し始める。今までオドオドor半べそだった分怖さ倍増。

【アフレイド】
この可哀想な俺を見てくれ~!とでもいうような大ぶりなジェスチャー、大げさな表情、
スポットライトを浴びながら300人のオーディエンスの前で歌ってる風アフレイド。(NEW!)
え!?独房だよね!?と前代未聞の疑問をわかせるイル彼オンステージ。
手を広げて前に歩み寄ってきたり、膝立ちで手を高速でスリスリしたり、パフォーマンス性の高いド派手アフレイドでした。
一方ヒョンフン私は必死で聞こえないように耳をふさいでいました。(www)

【99年】
99年の1番までは特に驚くわけでもなく、私の目を見つめながらわりと冷静に聞いてるイル彼。
トンデモ展開すぎて把握できなかっただけかもしれませんが、「死んでも構わない」を聞いて一気に恐怖モードに。
彼の「結局勝ったよ、お前は俺に。結局止めたよ、お前は俺を」の言葉1つ1つに辛そうに首を振るヒョンフン私。
ヒョンフン私が勝ったって思ってるわけがないだろ~!イル彼今まで何を見てたんだ!
後ろ向きに階段を登りながら、なあうそだよな?とでも言うように私の顔を覗きこんで訴えるように歌ってて・・・これ以上私を苦しめないでくれ!w

【フィナーレ】
ヒョンフン私も最後のスリルミーで手錠がとれるパターン。
釈放される瞬間に思い出す、公園で再開したときの笑顔の彼。
「チャギヤ!ぼーっと鳥なんか見て。ふふっ」
客からすれば100分前に見た彼なのに大昔に感じる舞台マジック。
全部の思い出が色鮮やかすぎて、私の愛は死ぬまで続くだろうなと感じたスリルミーでした。

【カーテンコール】
左右でそれぞれお辞儀をした後向かい合う2人。
ヒョンフン私がスーツの内ポケットをごそごそし始める。
契約書だすのかな?と思ったら、両手で作ったハートマークを出した!w
それを見てキャー!///と顔を両手でおさえるイル彼。

暗転(笑)

【感想】
観劇後デミョン劇場の階段を上から下まで転げ落ちたいくらいドストライクなスリルミーでした。
色んなペアで見てみたい!だったり、同じペアの変化が見たい!と思うことが多いスリルミーですが、今回は珍しくまったく同じ公演をもう1度見たいと思った、本当にいい公演でした!