国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

2014/4/27&5/13 SONG&DANCE感謝の花束レポ

※いつも以上にJCSありきの感想になってます※

さりげに三島公演まで行ってしまったくらいツボってしまったソンダン花束。
この度まさかの再演、しかも自由劇場という願ったり叶ったりの事態に小躍りしながら早速行ってきました。
曲目は全国バージョンにあった「愛せぬならば」と「終わりなき夜」がカットされコンパクトに。
他は全国とほぼ同じだったので、今回はニューフェイス神永さんと印象に残った事柄をメモしたいと思います。

【生きているって素晴らしい】
昨年末、まさにこの場所でムチ打たれ磔にされていた神永さんが「生きているって素晴らしい♪」と満面の笑顔で出てきたときの衝撃たるや、出オチとして空前絶後の破壊力。
すごく楽しそう!希望に溢れかえってる!しかし顔がジーザス!
しかもやたらと神永さんを中心、先頭にするフォーメションが多いので、見てるとどんどんジーザスに見えてくる。最高ハッピー状態なジーザスに見えてくる。
もし花束にサブサブタイトルを付けられるとしたら「SONG&DANCE60 感謝の花束 ジーザス第2の人生」ってつけたい。

【私はイエスが~】
全国では福井さんが歌っていたこのナンバー、凱旋では光川さんが歌ってます!
今までのマリアにない、高いパートもほとんど地声に近い声で歌うのが斬新。

オペラ座
心地よすぎる声の広がりと、音と音のつながりのまろやかさ、聴いてるときの贅沢感&幸せ感、飯田兄の歌はまさに
聞くハーゲンダッツである。
「飯田兄ってすーばーらーしいー♪」と崇め奉りたくなる音程の正確っぷり。

【天使が僕に】
今日も養分を吸い取る勢いでバラのにおいをかぐ飯田美容師さん。
カーテンが開くとそこには悩める神。もとい、椅子に座った神永さんが。
田邊さんは「なんなんだ君たちは!」という訝しげな目つきで見てたけど、こころなしか神永さん最初から嬉しそうです。
笑ってるような笑ってないような、ポケーンとした口の半開き具合。
そんな嬉しそうな神永さんに早速飯田ペテロ美容師が施術をほどこします。

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やりおったあああああ!
なんと一発目から顔面にを噴きつけるという暴挙。(しかも2プッシュ)
このときの神永さんの「ぶふぇああっ!」的な嫌がり方が面白すぎて忘れられません。(飯田さんの悪気0フェイスも忘れられません)
これを機に逃亡を試みようとする神永氏。
しかしそのまま美容師三人組におだてあげられ、光川美容師にジャケットを着せてもらい、気づいたらまんざらでもなく嬉しそうな表情に戻っているではないですか。
まるで上京してすぐ悪徳商法にひっかかってしまった人のようでした。(※ノートルダムの鐘です)
そんな善人すぎる神永さんと、謎の自信に溢れた飯田美容師、クールにおかしい光川美容師、小指立ちすぎな岩崎オネェによる「天使が僕に」はソンダンの中でも屈指のカオスナンバーでしょう間違いない。

【お洒落は私の切り札】
●1回目
なんと選ばれてしまいました(ごーん)
サイドの通路には来ないと思ってたのでヘラヘラ中央通路を眺めてたら目の前にいきなり手が!動揺しすぎて荷物を床にバラまくという失態をさらしました。
パーテーションの裏に隠れると「はい前手とおしてください~」と5秒で着替え終了。
写真撮影があるのですがよく見たらカメラマンが飯田弟さんと神永さんだ!ペテロー!
自分が何を着てるのかすらわからないまま写真をとってもらい、舞台そでへ。
舞台そででは待機していたダンサーの井上さんがこれまたスピーディーに仮装を脱がせてくれました。
帰り際写真をもらったらサンバの格好した半泣きの冷凍肉まんみたいなのが写ってました。これは脅迫材料にされたら支払わざるをえないレベル。
ちなみに写真には担当してくれた黒スーツさんのサインと一言メッセージが入ってました。

●2回目
この日は写真撮影をしてる神永さんがすぐ横で、ものすごく必死にカメラのズーム合わせてました。
特に最後のクジャクは大きいので思いっきり後ろに下がった後、必死にカメラのズームを合わせてました。
ちょっと面白かったです。

【やくざ】
「おそまつな人生ね!」の後に肩すぼめて捌けてく飯田兄ヤクザのいたたまれなさそうなしょぼしょぼ感。

【アンダーザシー】
このナンバーはノリノリで本当に楽しいです。楽しすぎて顔が笑ってしまう!
また、神永さんの行動が面白い曲ナンバー1でもあるので少し思い出してみました。

 

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ブーンとその場で回転したり

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全身全霊をかけたエアドラムを披露したり

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バーにぶらさがってブラ~ンブラ~ン

からの

「AAAAHHHHHHHHンダッザッシーーーーーー↑↑↑」(高音デスメタル

アンダーザシーが一瞬にしてゲッセマネに。
最後の大サビだったのでまさかこれで歌いきるのか!?と思ったものの、この1フレーズだけでした。笑
そしてこのナンバーに限らず神永さんの訛ってなさに驚きました!去年のジーザスではかなり気になる感じだったので、相当努力されたんだろうなと思いました。
キスザガールなんて滑らかすぎて気づいたら聴くのに没頭してましたよ。

超絶偏ったレポになってしまいましたが満遍なく楽しかったです!
開幕直後だろうが、何もない中日だろうが、いつどのタイミングで行っても全力で楽しませてくれる劇団四季は最高だ!と4回見て4回思ったソンダンでした。