国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

いまさらジャポオフステ

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見ながら描けば似るんじゃないかと期待した30分前。

5月のジャポネスクオフステージ(1回目)のメモが携帯未送信フォルダに入ってたので、今さらですがあげてみました。
ただ、メモが「ハゲズラ!ぜんぶ白。お腹べっこり」と泣けるほど解読不能なためかなり不完全です。
芝さんのダイエット方法や舞台で痛かったハプニングなど、話題的にかなり濃くて面白いオフステでした。

---------ジャポネスクver第1回オフステ--------
ジャポネスクらしく座布団に座って座談会、というコンセプトから、劇場に入るとまず目に入るステージ上の座布団6枚。
司会は白子の格好をした青山さん、中村さん、亀山さん。
青山さん「亀ちゃんオツカレー!顔こわっ!!
(↑亀山さんかなりのいじられキャラらしく、容赦なく降り注ぐ無茶ブリの嵐)

トークメンバー6人は金本さん、高木さん、村さん、アンナスさん阿川さん、磯津さん、孫田さん。
早速自己紹介を!ということで金本さんから自己紹介・・・と思いきや突如かかる「ジーザスは死すべし」のイントロ。
カ~ヤ~パ~様~♪(いい声)を、演じております金本和起です」
おおおおお!!まさかカヤパ様のカ~ヤ~パ~様~♪を聞けるとは!!
どうやら金本さんとスタッフさんの間でこっそり打ち合わせた演出だったらしく、客席だけでなくトークメンバーも「おおお!」とびっくり。
それを聞いて微妙にテンションの上がった村さんが「僕にもあるんですかね~?(わくわく)」と音響さんに確認したところ、大きくバツサインを出されてしまい「あ、ない。ないそうです・・・」とガッカリ。
それぞれ自己紹介は

●高木さん「歳をとっても綺麗でいたい!マリア役をやらせていただいてます高木実果です!」
●村さん「え~・・・いつも、こんなことはしたくないと思いつつも、え~・・・民衆に脅されてしょうがなく刑を執行している、え~・・・ピラト役を演じてます、村です。」(村さん独特の間にウケる客席&トークメンバー)
●磯津さん「ジーザスに関わって○十年!毎回ケガをしないようにとお祈りしています、磯津ひろみです。」
●阿川さん「昨日自然食のバイキングに行って食べすぎたので、今日は一生懸命お腹をへっ込ませて演じてました。阿川です。」
●孫田さん「アンニョンハセヨー!孫田智恵です!」

自己紹介が終わったところで、観客から1名ジャポネスクメイクを体験してもらおうという企画があり、「希望する方は手をあげてください」と募集をかけたところ、瞬時に前方の男性が手をあげてその方に。
「台本だと誰もあげない予定だったんですけどね~!」と驚く青山さん。

メイクと同時進行で質疑応答コーナーがスタート。順番は不正確です。

【ジャポネスクとエルサレムのいいところ】
●村さん「どこのシーンと選ぶと作品に失礼なので全部好きです。ジャポネスクは化粧で自分の顔がどんどん派手になってくのが楽しいです」
(↑この発言で話題がメイクについてに脱線。)

メイク時間はカヤパが1時間、アンナス20分、孫田さんの群衆が30分。
カヤパ様は顔の青ラインをハゲ頭に綺麗に繋げていくのが難しいらしく長めの1時間。孫田さんはカンパニー中一番眉毛を消すのが上手いそうです。

キリスト教への理解】
高木さん、金本さんをはじめ韓国出身の役者さんはキリスト教の方が多く、金本さんがものすご~~~く丁寧にキリスト教への理解について解説してくれましたが、あまりにも丁寧すぎて途中でストップが。笑

【ピラトは「ピラトの夢」から次の出番まで何をしてるのか】
村さん「楽屋に戻って、モニターで舞台を見ながらみんなの音が外れてないかなどチェックしてます」

ここで急に盛り上がるBGM。
会場がザワつく中、舞台奥から大八車に乗って登場した
全身白装束の芝さん(しかも万歳ポーズ)
ズボン・シャツ・ジャケット全部白www
観客の反応は喜びと笑いのフィフティーフィフティー。
カラオケ版スーパースターのBGMにあわせてプロの司会顔負けのあいさつ。
ちなみに登場が遅れた理由は「背中の傷落とすのに時間かかりすぎた」からだそうです。

まずは芝さんのトークコーナー。

ジーザス役になるまでの経由】
●エビータ出演中にジーザス再演の知らせを聞いて「ジーザスやるんだ。ふ~ん。俺は次はサウンドかな~」(超他人事)

●突如社長室に呼ばれる。四季で社長室に呼ばれるのは相当マズいらしく「何か悪いことしたっけ~!?」とビビりまくる。

●あさり先生「芝、お前ジーザスやれ」 芝さん「はいwww」
(あさり先生の発言はすべて低いボソボソした声マネ)

●今に至る

勝手に芝さんは前からジーザス役を狙ってたのかと思ってたのでかなり予想外でした(笑)
ここで村さんから「すごい痩せたよね!みんな方法知りたいんじゃない?」とナイスな振りが。

【ダイエット方法】
「○○ダイエット!みたいに1つのダイエット方法じゃなくて、劇団のみんなから聞いたオススメダイエットをかたっぱじからとにかくトライ。バナナダイエットとか炭水化物抜きダイエットとか・・・。あと毎日朝昼夜で100回づつにわけて1日300回腹筋しました。そしたら2カ月で7キロや痩せて、腹筋のおかげで体幹も鍛えられました。おすすめ!」

【作品について】
芝さん「この作品には本当に昔からでてて、最初はモブから、石投げ1わく、2わく、シモンにユダに…全部やった。ジーザスは僕の人生みたいなものです。」
金本さん「カヤパやりません?
芝さん「考えとく(笑)」
磯津さん「普通ユダとジーザスを同じ役者がやることなんてないんですよ!かなり珍しいと思います。」

【痛かったシーン】
芝さん「リハーサルで、磔にされる直前に兵士に腕を踏まれてウオオオ(痛がるふり)って、絶対折れたと思ったwその後ダメだしのときに冷やしてたら、代表に「おい芝なんだそれは」って聞かれて「踏まれましたw」って答えました。」
その時近くにいた兵士(青山さん)が疑われたらしく、青山さんに「あのとき疑ってごめんね」と謝る芝さん。
他にも脇腹にひざ蹴りをくらったりと色々花咲く痛かったエピソード。
また、エルサレムは鞭打ちで引きずられる距離が長くて辛いのに、代表から容赦なく「もっと勢いつけろ!」コールが飛んできて「まじすか~!!」と大奮闘。足と背中がズタボロになったそうです。

【くしゃみなど生理現象はどうするのか】
芝さん「ああこれは(笑)前に1回磔になって死んだ後にくしゃみが出そうになったことがあって、必死に耐えましたが全身が痙攣して辛かったです。死んだ後は本当に動いちゃいけないので、お腹を動かさない呼吸方法を家で練習してます。」

【20年前のイギリス公演の話】
前日の時点で残席数300、初日に音響トラブルで無音のまま開演。
それにも関わらず並はずれた団結力で演じ切り、評判が評判を呼んで大盛況に終わったという感動ストーリー。
イギリスに行く前にそれぞれ好きなヨーロッパ国に旅行に行ったらしく、磯津さんはフランス、芝さんはスペインへ。
芝さん「スペインのビーチに行ったんですよ!それでそのビーチがですね、水着を着ないでみんなスッポンポンで・・・」
青山さん「神様これ以上はやめてください!」(←今日の名言)
と、芝さんの感動と笑いのトークタイムは強制終了で幕を下ろしました(笑)

そして最後にプレゼントタイムとジャンケンタイム。
プレゼントを受け取りに舞台に上がったお客さんを座席までエスコートする亀山さんに「気をつけてお戻りください!あ、亀ちゃんは帰ってきてね」と青山さん。それを聞いて焦ってUターンする亀山さん(笑)
最後には白子3人組による手ぬぐい、Tシャツ、グッズの宣伝でオフステージ終了。

そういえば、質問用紙のペンネームを「アンナス」で投稿したお客さんがいて、お前何やってんだ!と疑われて焦りまくる阿川さんが面白かったです。