ゴーントゥモロー 2幕あらすじ
--------2幕あらすじ----------
【船上にて】
薄々自らの運命を予感していたオッキュンは、船上で和田さんに今までのお礼と別れを告げる。
一方ジョンウは、一体彼が何の罪を犯して殺されなければいけないのかと悩み苦しむ。
そんなジョンウを気遣い、オッキュンはフランスのワルツを教えてほしいとフレンドリーに話しかける。
♪Song17.「彼の罪は一体なんだ」
ジョンウはこの任務が本当に自分の意なのか、手を血に染めてまで得た夢に自分は納得できるのか、何度も自問自答する。
オッキュンは殺されようとしていることに気付いているだろうか?何を考えているのだろうか?もしかしたら何かを伝えようとしているのか?混乱はピークに達する。
【オッキュンの最後】
葛藤の限界に達したジョンウは、自分が見せた手紙は偽物だとオッキュンに告白し、逃げるように促す。
しかしオッキュンは、もはや2人はどちらかしか生き残れないので、どうかこの意思を継いで生きてほしいと語りかける。
様々な感情が押し寄せる中、オッキュンの覚悟を感じ取ったジョンウは、ついに彼に向けて引き金を引く。
♪Song18.「風に舞う人生」
オッキュンは何か思いつめているジョンウを察し、たとえ無駄な夢だったとしても、それが人生なんだと浮生を歌う。
♪Song19.「死ぬことで得る人生」
暗殺をためらうジョンウに、オッキュンは、死ぬことで世界に立ち向かえるのなら自分は死を選び、そこから始まる夢と光すら見えると諭す。
【オッキュンの死】
オッキュンは死後、八つ裂きの刑に化せられ、その体は朝鮮半島の各地に散り散りになってしまう。
降りしきる雨の中、ジョンウは変わり果てた彼の前で、後悔と悲しみの涙を流す。
♪Song20.「私はお前を可愛がった(?)」
ついにオッキュンの遺体と対面した高宗。
残された悲しみと怒りを思い知らせてやると、バラバラにされていく様子を眺める。
腕は平安道&減鏡道、胴体上部は京幾道、腹部は忠清道、大腿は黄海道&江原道、脛は全羅道&慶尚道にそれぞれ捨てられた。
♪Song21.「明日はない」
雨の中、オッキュンの遺体を前に、ジョンウは「私が死んで、その時間を消せるなら」と引き金を引いた瞬間を後悔し、短かった彼との日々を思い出す。
【ジョンウの暗躍】
ジョンウは同じ意思を持つ同志たちと、高宗の下、親日派をはじめとする反逆者達を暗殺していく。
♪Song22.「世界の終わり」
イワンは、巷を騒がせる暗殺騒動は無意味だと呆れながら、高宗に疑いの目を向ける。
【ジョンウを慰めるオッキュン】
東京駒込の小さいお寺にオッキュンは祀られている。
上海まで同行した和田さんが、こっそりオッキュンの一部を持ち帰り、日本の寺で供養したのだった。
終わりのない任務に追われ疲れ果てたジョンウの前に、オッキュンの霊が現れ、彼を慰める。
♪Song23.「行きなさい」
光が見えず弱音を吐くジョンウに、オッキュンは「希望が見えなくても誰かが進まなければいけない道がある。例え絶望的な状況に見えても、違う道を探し、自らが光となって闇を越えよう」と励ます。
【ジョンウその後2】
ジョンウは日本の横暴を世界に知らせようと、がむしゃらに任務を追行する。
しかしここでまさかの高宗が裏切り、ハーグ特使(※)の任務は失敗。
同士が次々と死に、高宗は全責任をジョンウになすりつける。
刺客から命からがら逃げ出したジョンウは、高宗のもとへと向かうが、高宗はすでに半狂乱で話が通じず、ついにジョンウは高宗へも引き金を引いてしまうのだった。
♪Song24.「戻れない道」
再び活力を取り戻したジョンウと共に、改革派のメンバーが立ち上がる。
例え死んで大地に散っても、私たちは桔梗の花を咲かせるための根になるだろうと歌い、武器を持ち光を目指す。
※途中ジョンウとオッキュンが一緒に歌う箇所は「その白い花が全世界を覆うとき、私をその場所に連れて行ってくれ」
♪Song25.「月光」
ついに本当の1人ぼっちになってしまった高宗は、光を失い、暗闇に包まれた絶望的な状況を嘆く。
※歴史補足・・・高宗主導のもと、ハーグで開かれていた「万国平和会議」に密使を送り、自国の外交権回復を主張して、日本の支配から脱却しようとした試み。しかし実際、会議の出席国は、朝鮮の外交権が条約上日本にあることを理由に出席を拒否し、使者たちは参加できなかったようです。
これは作中と史実で全然違いますね!
【行くことのできない国】
ジョンウの努力も虚しく、最終的に日韓併合条約が結ばれた。
仲間を失い、自ら大勢の命を奪ったあげく、訪れた理想とはかけ離れた現実に絶望する。
ジョンウは最後の力を振り絞り、イワン首相の暗殺を試みるが失敗。
全身に銃弾を浴び、命を落とす。
♪Song26.「どこへ行けばいいのか」
高宗を殺したジョンウの背後で、オッキュンの幻が「行くことのできない国」と繰り返す。
終わりを悟ったジョンウは、鳥が飛び、花が咲き、太陽の光あふれる理想郷を思い描きながら、敵の中へ飛び込んでいく。
※死ぬの直前にジョンウとアンサンブルで繰り返される合唱は下記の通りです。
その場所に花は咲くだろうか
その場所に鳥は飛ぶだろうか
青い空と溢れる日差し
眠りにつけばその場所へ行けるだろうか
【オッキュンの意思】
祖国とジョンウについての報告を受けるオッキュン。
オッキュンは、たとえ肉体が死のうとも、意思は死なずに受け継がれ、いつかその意思が現実となる時が来るだろうと歌う。
♪Song26.「あの海に私を」
オッキュンは、自分含めこれまで国のために犠牲になった人々は、身体は無くなろうとも、雨となり、大地に帰り、祖国を支える地盤として共に生き続けると歌う。
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全体的にあってるか微妙ですが・・・!
また気づくことがあれば追記します!