一見ナヨナヨふにゃふにゃで消極的そうなイヌですが、やることはめちゃめちゃ積極的!
文学科なのに美術科の授業に侵入して、どうにか話しかけようとします。(でも最後の最後でヘタれるのでなかなか話しかけられない)
そんな涙ぐましい努力が報われたのか、常に彼女の視界に見切れる
サブリミナル効果が功を成したのか、ついに名前を聞くことに成功。彼女の名前はテヒでした。
いないいないばあで笑う赤ちゃんばりに純粋なイヌに、テヒも心を開き、2人は自然と付き合うことに。
ありのままのお互いを愛し、生まれ変わってもお互いを愛すると永遠の愛を誓った2人でしたが・・・
ある約束の日、待ち合わせ時間になってもテヒは現れず、それを最後に彼女は姿を消してしまいます。
突然の別れから17年。
月日は流れ、イヌは別の女性と結婚し、高校の国語教師として日々を過ごしてました。
昔のヘロヘロっぷりはどこへやら、生徒に寄り添い、褒めたり叱ったり、時には大人から守ったりと、頼れる先生として慕われているイヌ先生。
そんな彼の日常に不可解なことが起き始めます。
自分が担任をしているクラスの生徒
ヒョンビンから、テヒの片鱗を感じるのです。
さらに、昔イヌがテヒに預けた思い出の品を
ヒョンビンが持ってた衝撃。
一体何が起きているのか、自分でも理解できない出来事と感情に思い苦しむイヌ先生。
ヒョンビンに隠された秘密は何なのか?
イヌ先生はこの後どうするのか?
続きは劇場で!(爆) ラブストーリーにファンタ
ジーとミステリーが絡んだ感じといいましょうか。
もうとにかく切ないんですが、演出・音楽が記憶をくすぐるような作り方をされていて、バイオリンの弦が軋む音に記憶が呼び起こされる感覚を
追体験できます。キィィーン♪
比喩じゃなく本当に気持ちがブルブル縦揺れする感覚です!
ちなみに本作は映画が公開されていて、内容ほぼほぼ同じです。
セリフが予想以上に映画を踏襲してたので、昔見たよ!という方も、あらためてもう1度日本語字幕で見ておくと良いかもしれません。
バンジージャンプする、世宗Mシアターで8月26日まで上演中です!
以下、結末までネタバレし放題の雑記です。