国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

2011/7/29 CATSレポ

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9月まで行かないつもりが、未だお目にかかったことのない村ガスの出現によって撃沈しました。
CATS、曲もダンスも本当に好きで行きすぎてるので、考察レポではなく「いつもと違ったところレポ」状態です。(と思ったけどこのブログに考察レポなんていえるもの1つもなかった)

怒号のジーザス2week通いから約2週間、めっきり開演早々人が這いつくばってる舞台ばかりだったので、カラフルな衣装、軽快な音楽、楽しい雰囲気、超新鮮(笑)。
最初こころなしか音量が小さい・・・?と思ったんですけど、よくよく考えたらジーザス組の平均声量がおかしかっただけでした。

【ガス】
今までピラトしか見たことがないぺーぺーとして、あの村さんが猫スーツを着て踊ったり床滑ったりする場面がどう頑張っても想像できなかったので、村ガスが四つん這いで滑ってきたときには「おおお・・・!」と早くも感動してしまいました。
外見が思ったより村さん村さんしてなくて、キャスト表見なかったら誰だかわからなかったかもしれない。(まあ歌えば一発でわかるんですけど。)
飯田ガスがキツめのメイクで荒々しい感じだったのに対して、村ガスは赤チークが入ったおっとり系。
そして極力動かない。(ジェリクルソングを直立不動の腕だけで踊る暴挙)
メロディのアレンジや、歌が語り口調に変わってる部分が多くて、以外にも飯田ガスの方が原曲通り歌ってました。
しかし声の重圧感と渋さ、ビブラートの安定感は健在で、一言目の「生き抜けるか~♪」から存在感MAX!

【タガー】
しっぽマシンガンの使い手、田邊タガー。
基本無表情のツンツンまったくデレない。そして漫画のような華奢体系。
私的に四季タガーの中で一番掴めない、気まぐれカオスタガーです。
とにかくしっぽ使いがピカイチで、動きよりワンテンポ遅れて大きく弧を描きながら体に巻き付くしっぽが、計算されつくされてる感がニクいと思いつつも優雅で超カッコいい。くっそ~w
タガーナンバー序盤、壁を勢いよく突き破ってしっぽマシンガンを乱射した後、何を言うのかと思ったら

「にゃあぁぁ~ん♪」www

スンラタガーの「へぇい♪」よりズッコケ度が高かった。
声がサザエさんのマスオさんみたいで、今でも本当にタガーが発した声だったのかが疑わしいんですけれども、舞台上にタガーとジェミマとジェリーロラムとタントしかいないので、まあ、タガーだったんでしょう(笑)
ダンスがとにかくキレすぎなくらいキレキレで歌はさっぱり目。
「生き方ないぜっ?」みたいな感じで語尾を喋り口調で落とすとこがちらほら。
1か月前が濃厚どろどろカレースープのようなタガーナンバーだったので(※前回レポ参照)、今日はコンソメスープのようなサッパリしたタガーナンバーでした。
途中顔しかめて舞台奥を指差してたので何かと思ったら、レンジの上でくつろいでるタンブルが気にくわなかったらしく「あ?なんであいつ寝てんだよこのやろうが」みたいな顔で睨んでました。(指さされた3秒後くらいに「えっ、なに!?」ってタガーの方を見るタンブルかわいそうw)
ところでタガーナンバー最後の手拍子するところで、毎回スキンブルが猛烈な勢いでヘドバンした後、見えない敵(多分チョウチョ)と戦い始めてて、あそこ、宇宙です。

【バストファ】
「いらっしゃ~い!
会場に癒しのマイナスイオン巻き散らしながら登場するふにゃっとした笑顔のバストファさん、動きがゆっくり優雅で上品。
声のゴージャス感もあいまって本当に政府の委員に選ばれてそうな風格。
それでもマズイ物を食わされた時の声は「ププルルルルッ!」というギャップのオチャメっぷり。
「シーッ!」と体重計に威嚇、マキャビティが出現してからは硬直してほぼ動かないバストファー、超可愛いです。バストファーなのに。

それにしても丹下カーバは本当いい感じにうさんくさすぎ!
バストファさんの公演が始まってすぐ1人で拍手をし始め、周りにも「ほらほら君たちも!」と手で煽り、あまりのタイミングのはずしっぷりに「?」マーク大量でパラパラ拍手をする他猫達。
投げられた薔薇が諦めきれなくてギルに怒られるカーバは、丹下カーバくらいしか見たことありません。

【マンゴランペ】
ぶりっこ虎マンゴとキャピキャピ石栗ランペ、まるで女子高生コンビのよう。
あ、でもマンゴのぶりっこ具合は一時期より落ちた気がする(※一時期→走るときアラレちゃん走り&手でハートを作る&ウィンクの嵐)
そして「ラ(↑)ンッペルティ~ザ!!♪」部分の「ラ」がデフォでひっくりかえりまくりの超高音。
今日のコンビ、役者的にはキャッツベテランですが役柄はぷりぷりフレッシュな感じがして好きです。

【ボール】
ボールで初めてガスに注目してみました。
結論:ボール、ガスいない
1シーンのみでしかも奥の一番目立たない位置。
腕だけで踊るにはボールは早すぎて、千と千尋くもじいみたいになってました。
その他、土井ヴィクの踊ってるときのエクスタシ~☆な表情と、タンブルの踊りの大胆っぷりが良かったです。

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長くなりそうなので後半はまた後日。
キャッツって明確なストーリーがないぶん書くの難しくて、いつも以上にひどいレポで申し訳ないです。