2012/9/7 キャッツレポ（飯田スキンブルレポ）

千秋楽発表から脅威のチケット絶滅危惧に陥った横浜キャッツ、平日昼間にも関わらずほぼ満席。
飯田兄弟のコラボと岡本ジェリロがどうしても見たくて行ってきました。

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ジェリクルソングスタート時に左奥の土管から出てくるスキンブル、無音かつ上品に登場！（三雲スキンブル比)
外見の感想を先にいわせてもらうと、「メイクが果てしなく濃い飯田さん」でした。
どこかの熱帯雨林にいるチョウチョのようなキラめくブルーのアイシャドー。
体格といい雰囲気といいガッシリしたところがどことなく岸スキンブルに似てるかもしれない。
そしてやっぱり飯田ガスにも似てます。
よって飯田ガスと飯田スキンブルが並ぶとまさにおじいちゃんと孫でした。(誤解)

気になる期待の第一声「何者～も♪」の発音は
「何　も　・　の　・　お　・　も」(「お」にアクセント)
驚きの滑舌細切れ具合！そして声が大きくてよくとおる！
口が輪郭からはみ出さんばかりの笑顔110％で、メサイアではそれはそれは幸せそうに歌ってました。しかし落ちてきた靴は特にビックリするわけでもなくめんどくさそうに眺めて「・・・」なリアクション。
興味ないものにはとことん興味ない系スキンブルなんでしょうか。

【ゴキナンバー】
中盤でおばさん猫＆タンブルと舞台奥に移動したあと、そのままドヤ顔で退場しようとする飯田スキンブル。
「いやまだ終わってないから！」とジェミマが引き留めるも、なんと怒って手持ちのはたきでジェミマをボコボコ叩いた！
まさかの逆ギレ！(笑)
ひどい！叩くなんてひどいじゃないか！
その後スキンブルは何事もなかったかのようにゴキナンバーを最後まで踊り通したのでした。

【タガーナンバー】
始終退屈そうという予想外の展開。
なぜか常に首をかしげている。ひたすら二階の電球をいじくっている。
階段でセクシーポーズを決めるボンバルも興味なさそうにガン見(矛盾)
あまりにもテンションが低かったので、まさかこの数週間後にタガーデビューするという爆撃がくるなんて予想できませんでした・・・！

【ご馳走リレー】
普段スキンブルサイドはミストサイドに比べると特に何もおこらないんですが、見てみたらスキンブルがカーバからご馳走をむしりとっているじゃありませんか。
ひどい！むしり取るなんてひどいじゃないか！！
その後スキンブルは下に落ちたご馳走を、カーバの許可をとってから食べてました。
どうして許可制なんだろうか。

【グロタイナンバー】
とにかく海賊スキンブルはリアクションがでかい！
他の部下達が5メートルの波にゆられてるとしたら、スキンブルだけ15メートルくらいの波にあおるれてるような勢い。
飯田スキンブルが飯田グロタイに殴られるシーンは表情がノリノリでなんだか笑えます。
殴られた後は船上のマンカスのズボンを掴んで引きずりおろそうとする荒くれ部下っぷりを発揮してました。

【スキンブルナンバー】
ついに迎えたスキンブルナンバー。
伝わってくる「電車スキスキ大スキ愛してる電車とボクサイコー！」感。
常に180％の笑顔と全力投球な張り切り具合でウキウキ感がグッド！
曲が流れると同時にあくびしながら起床、タントに毛繕いしてもらう嬉しそうかつテンションMAXな表情は、まるで新婚サラリーマンの出勤のようでした。
あまりにも張り切りすぎて歯食いしばりながら笛吹いてるし。確実に噛み砕いてるし。
汽車完成のためトランクをあけてもらう際、ミストとくるくるペアダンスらしきものを踊ってたのですが、スキンブルのテンションが高すぎて完全にミストが引きずられてました。あの松島ミストが・・・ｼﾝｼﾞﾗﾚﾅｰｲ！
汽車の上では胸に手を当てて熱唱。
飯田スキンブルはとにかくイケボイスでハツラツと歌うので、大サビの疾走感にワクワクしました。
ヨーロッパの星空の下で草原の風を切ってく光景が見えるようだ！
とにかく満足感の高いスキンブルナンバーで楽しかったです。

【カーテンコール】
カテコの決めポーズは他のスキンブルと同じ敬礼しながら横方向へのジャンプ。
握手のコースがC5列のお客さんの手を猛スピードでパンパン挟みながら横移動→下手回転席一周→C席通路側というかなりの変形コースでした。
サンドイッチのように手を挟んで一列を五秒で横断する斬新な握手の様は、まるで駅の自動改札機のような効率の良さ。
最後の最後まで個性的で面白かったです。

ということで全体的にウキウキ感が楽しい歌のお兄さん系スキンブルで、特に自ナンバーがすごく良かったです！
本当いい声だなー！鼓膜が回復しました(？)。
最後に触れようか迷いましたが、ダンスに関しては転びそうなのに転ばない絶妙なバランスである意味すごかったです。応援してます(笑)