国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

ジーザス芝タガー

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-----【前置き】-------------------------

キャッツを見てきたはずなんですが、あまりにも芝タガーが強烈すぎて他の猫についての記憶が消し飛ぶという前代未聞の惨劇がおきたため、芝タガーレポとなりました。

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数ヵ月前に買ったチケットがまさか1週間限定芝タガー復活週間にあたるとは・・・!

ジーザスが最後に死んだ日(ジャポ千秋楽)からちょうど3日目、まさにキリスト復活初日。
この日はキャッツを6年前に1度見たきりの友人と一緒だったので、無難なキャストがいいなあと思っていた矢先のキヨミチタガーです。いや、個人的に一番好きなタガーなんですけどね!
ただほぼ初見の友人には少し強烈すぎるというか、アクが強すぎるというか、胃もたれするかな的な(ひどい)
それでも2ヶ月のキリストを経て一味違ったタガーになってるかもしれない、と期待を込めて行きましたが
さらに凄まじいことになってました

【ジェリクルソング】
ここまで金森タガー→荒川タガー→李タガーとわりかし高音系のタガーが続いたので久々の心臓によくひびく低音ボイス。
いい声だ・・・!が・・・!「耐えて強く♪」直後に恒例のお下劣舌なめずり発動!ペロッどころじゃない、真反対の上手の果てまでジュルル音が聞こえそうな勢いそうそうこれだよ芝タガーは。もはやこの背筋にくる感じすら懐かしいです。

そしてキヨミチタガー、ジェリクルソングで踊ります!踊りまくります!
ここここんなに踊れたっけ!?ってくらい脚とかヒョーイ!です。
他のダンス猫と対等に踊る芝タガーに感動を覚えました。めちゃくちゃ楽しそう。
そうか、これがジーザスで七キロやせて毎日腹筋300回の成果か・・・!

【タガー】
おばさん猫終了後に壁から芝さんがバァーンと登場(芝さん言うな)
この日はまわりがほぼ四季の会会員であろうC席だったのですが、こころなしか芝タガーが登場した瞬間あたりから笑いを噛み殺すような空気が漂った気がしました。というかどよめきました、C席が。
しょっぱなから原曲をとどめないレベルのアレンジを効かせる芝タガーに驚きを隠せないC席…!
さらに振り付けまでパワーアップ。「信じるものはなんにもなーい」でお祈りポーズをして直立のまま上半身だけ揺らす芝タガー。

 

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 ユダが見たら大号泣レベルのモーションw
つい先週までジーザスをやっていた人とは思えない神のディスりっぷりに拍手(笑)
でもちょっと可愛かったです(まさか芝タガーにこの形容詞を使う日がくるとは・・・)
しかしトラウマ級の恐怖雄叫びフォアアアア!!は健在。
締めの「ゴムぅ~」は前回(っていっても1年前くらい)石栗ランペの暴走型だったので何がくるかと思ったら、いきなりおもむろに指を口に突っ込む芝タガー。

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嫌な予感しかしない!w
と思った瞬間一気に指を引き抜き、劇場に響き渡る盛大な

パコォン音。

客席大ウケでした。さすが芝さんです!意味わかりません!←

【ジェリクルボール】

右上から超ええ声(当社比)で「まったくなにもしないのさ」が降り注いだので、見上げると芝タガーが下のお客さんにねっとりした投げキスをふりまいていました。
そして最終的にはポールダンスをおっぱじめる始末!!

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 どんなサービスだよ!!と突っ込みつつ釘付けになりつつ気づいたらボールが半分終わってて愕然としました。
しかしハードなポールダンスのせい(違)かダンスが激しくなる後半で脚がもたつきだす芝タガー。1回つまづいてこけそうになって焦ったけど、最後の決めポーズはバッチリ決まって一安心!

【グロールタイガー】
顔面に肘鉄を食らうスキンブルを指差して「まじウケんですけどー!」と指差して観客に笑いかけ。

【ミストフェリーズ】
マ(↑)!ジカルミ(↑)!スターミスト、フェ(↑)、リー!♪のアレンジは今日はなし。
あの度肝を抜く原曲クラッシャーなアレンジ、結構好きです。
ところでこのあたりで芝さんのテンションが急上昇したらしく手当たり次第近くにいる猫に絡み始め、あまりの無茶ぶりに完全についていけてないジェリクルキャッツw突然だされたハイタッチを求める手のひらに反応しきれず、しどろもどろしていたビクトリアがラブリーでした。
そしてミスト曲も終盤にさしかかり、いよいよキメポーズ!の瞬間に

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見事にもっていかれました
いやいやいや決めすぎでしょう!!
とりあえず他の猫は動かないので、目の前のミストを通り越して視線は後ろのやりきった顔のタガーに釘付けでした。他のタガーもこんなに決めてましたっけ・・・?
ミストが天井から降りてきた際も尻尾をブン回しながら小刻みにピョンピョンしてるのが気になり、今回、ミストを見ている時間が極端に短いミストナンバーでした(それどうなの)

【ごあいさつ&カーテンコール】
ごあいさつでは相変わらずのウルトラボイスで、他の猫の声とはドレッシングのごとく分離。意識しなくてもええ声が聞こえてくるよ・・・!
カーテンコールではまさかの磔のポーズ!・・・ではなく両腕を広げてプロペラのようにブーンと登場。でも、やっぱり磔のポーズだよねw
他にも色々あったような気がしますがとりあえずこんな感じでした。
ミュージカルCATSというよりミュージカルSHIBAをみた。と言ったほうが近い気がします。
芝さんがいるからなのかはわかりませんが、他のキャストさんたちのテンションも高く全体的に引き締まった&面白い良い舞台でした!