国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

2015/9/4 アンダースコア

日本スリルのピアニスト、落合さんと朴さんのユニットコンサートにいってきました!

場所は神楽坂のアコースティックホール。

映画館のように全席前向き&2席に1つテーブルがある綺麗でこじんまりした会場です。

普段クラシックを聴かないので曲がわかるか不安だったのですが、ミュージカルナンバーや有名な洋楽で構成されたとても楽しいコンサートでした!

スリルナンバーも本編の曲だけでなく、本編から連想して作曲されたオリジナル曲なんかもあったりして、最初から最後までインスピレーション力が問われましたねw

多分スリル関係は観客一人一人、まったく違う光景を想像しながら聴いてたんじゃないかなと思います。

ということで以下スリル系中心の感想です。

【イメージソング】

⚫︎スリルミスティック!

スリルミーっぽい!という意味合いのタイトル通り、出だしがプレリュードまんまです!

が、わざと途中で音を外し、そこからプレリュードと僕はわかってるを合わせたようなまったく別の曲になります。

疾走感はちょっと契約書っぽい??端々に本編の音が散りばめられたワクワクする一曲でした!

⚫︎螺旋のモノクローム

片方がもう片方のメロディーをワンテンポ遅れて追いかける構成の可愛いナンバー。

なんでも「彼と私がまださわやかだった子供時代に草原で走って遊んでるイメージの曲」(あ!シカゴに草原なかった!by落合さん)(2人がさわやかじゃなくなる前の曲by落合さん)だそうで、個人的な印象は

hana.png

↑こんな↑

ねぇー!!www

⚫︎フェイデッドピクチャー

「出所した私が持っていた彼の写真」をヒントに、遠い昔の記憶がブワッと頭の後ろあたりに広がるような、そんな懐かしさを感じさせるコンセプトの曲。

最初は遠くから呼んでるような静かなメロディー、途中からイキイキと躍動感がでてきて、終盤でグワーッとあふれ出すようなストーリー性を感じる曲でした。

【本編曲】

そしてスリルミー本編からは

・僕はわかってる

・戻れない道

・スリルミー

の3曲。ピアノ×落合さん×パクさん×背景真っ青×無呼吸気味の観客という懐かしきハッピー空間!

聴いてて面白いと思ったのが、ナンバーによってイメージするペアが違うんですよねw

それが自分でもなんでそのペアが出てきたのかわからなくて・・・w

スリルミーに関しては全ペアの記憶が走馬灯のように走って若干死ぬのかなと思いました。

連弾用にアレンジされていて、最後のスリルミーのスリル!ミー!は落合さんとパクさんで半分こして弾くという、さすがわかっていらっしゃる!なヒット率120%仕様。

手もわざとお互い交差するように楽譜を書いたとのことで、すごく大事に弾かれてるのが伝わってきました。

他にも朴さんのオリジナル曲「スノー」が1回聴いただけで今も頭の中で鳴り止まない良曲だったり、洋楽のアッパータウンガールがピアノアレンジで聴けたり、最初から最後まで大満足なコンサートでした。セットリストが本当良かったです!

次回10/31のチケットはすでに発売しているそうなので、スリルお好きな方はぜひぜひ!

あと2人のトークが面白くてwプロ顔負けの司会力を発揮する落合さんと、寡黙なのかと思いきや意外とグイグイ飛び込んで落合さんの毒ツッコミにばっさり切られるけどめげない朴さんが最高でした。

ぱっと思い出せたトークをメモっときます(敬称略)

落「僕たちスリルミーで共演しまして」

朴「共演はしてなくない?w」

落「僕歳下なんですけど、音楽監督だから「ここもっとこうしてください」とか指示しなきゃいけなくて、正直むかって思わなかったですか?」

朴「ちょっと思ったwww」

落「wwwwwwwwwでも僕も「言ったのに直ってないじゃん!」って思うことありました!ww」

落「スリルミーの楽譜、プレリュードの下にアンダースコアって書いてあるんですよ。それでアンダースコアという名前のユニットにしまして〜」

朴「アンダースコート

客「(笑)」

落「あれウケてますよ朴さん良かったですね〜!面白かったですか??僕は全然面白いと思いませんでしたけど。

朴「楽譜落ちと弦切れは怖い」

落「僕たち彼か私かでいったらどっちですかね。」

朴「そもそも考えること自体がおかしい」

落「私のおぼっちゃん感なら出せるかと思ったんですけどあんなに頭キレないですし、何かたくらんでなきゃいけないですしね〜。彼のかっこよさも無理だし・・・なんたって2人はスーパースターですからね!」(スーパースター!?笑)