国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

2012/3/22 キャッツレポ

セーフかアウトかでいったらもろアウト!満を持して芝タガー、横浜に降臨です。
前回観たときもハイパーフリーダムだったので、今回はどうなるのかと思いきや、第一声の「黙ったまま耐えて強く」からオーブン上で謎のセクシーポーズを決めまくりしょっぱなから撃沈。

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動きすぎです。

以下、芝タガーと初観キャストの感想になります。

【芝タガー】
フォアアアア!と壁を突き破って登場のタガーナンバー、もはや破ったものは壁だけじゃない存在感に、登場5秒で堪えきれず口に手を運ぶお客さん続出。
今日のフォアアア回数は4回くらいでしょうか。フレーズのあいだあいだに「はあぁ~い☆」「イエス!」が入るだけではとどまらず、間奏で
「イエエエエエエエイ!!!!」
あまりの声量にスピーカーからは音割寸前っぽい叫び声が鼓膜直撃。
他にも自分の腿をひっぱたいたり、ボンバルリーナのお尻をひっぱたいたり、声以外の音もパチーンペチーンと盛大にセッションしてました。
踊りも「信じることは何にもない」で十字を切ってから手をパンパン2回叩いてドヤァ!と手を広げる新作が。

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「信じる者は♪」

 

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「何にも♪」

 

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「な~い♪」

 

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~演奏~

 
他にもボールラストのミストソロ後ろでモゾモゾ動いてたり、海賊ナンバーでマンゴの上に正座したり(その後マンゴは腰を押さえて腰痛になった)、カーテンコールで勢いよく膝で滑ってきたと思ったらそのままスッ転んだりと、無意識で目で追ってしまう恐ろしい存在でした。もはや贅沢な妨害とさえ思えます。(ひどい)
しかし声が本当にいいですね!声に役名つけられそうなほど歌声に存在感が!

【三雲スキンブル】
ヤクザがきてもしばらく気づかないほど電車にゾッコンなニコニコ新人車掌って感じでした。
ちなみに勝手なイメージですが、劉スキンブルは残業明け徹夜フェイスのベテラン車掌風ですw
歌も気になるほど訛っているわけでもなく、ハキハキした感じが歌にベリーマッチしてました。
そして踊りと動きが元気でパワフル!登場シーンの土管から勢い良く飛び出すシーンでは、ハリキリすぎて蓋がガーン!と音をたてて吹っ飛んじゃうくらいパワフル

【永野ランパス】
常に何かを睨み付けてる永野ランパス、肩がぶつかったらもれなく襟蔵をつかんできそうな風貌。立ち方も直立というより前屈み気味でいかにもケンカ猫チック。
壁から出たマキャビティを逃がしてしまった永野ランパスは、今にも壁をこじ開けてマキャを八つ裂きにしかねない勢いで壁にいきり立ってました。

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【愛沢ランペ】
愛沢ランペはのんびりポヤ~っとしたタイプの妹系ランペ。

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可愛いお顔ですが声は意外とお姉さんチック、しかし容赦ない変顔を次々と繰り出すギャップonギャップのビックリキャッツ。虎マンゴとのコンビはまさに漫画から飛び出しちゃったキャッツ。
ミストの連続大回転時にはタイヤの上で楽しそうに1人でグルグル回ってました。四つん這いで。笑

【安江ギル】
なんといいますか、渋い。
畳にちゃぶ台を置いて、正座しながらお箸でかつおぶしご飯を食べてそうなギル。
笑顔少なめですが不器用そうながらも優しそうなギルでした。
隊長の掛け声は「アァ(地声)チョォーー↑!!!(裏声)」

【安芸マキャ】
スタイル抜群、笑顔180%のモデル系マキャ。
幸せの姿で廣本ヴィクと並ぶと、2人で普通の人間1人分の細さ。
高笑いは「ハーッハッハ」ではなく「イヤアーーーッハッハ」。

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今年に入って初のキャッツでしたが、ジェリクルソングで鈴木ジェニの「冒険にぃもー!♪」を聞くとキャッツキターーーー!!!!という実感が!あの声量!惚れる!キャッツはいつ観ても理屈抜きで面白くて最高だ!