2016/3/19スリルミー ビョングン彼×ヨンソク私
早くも10周年スリルから2か月が過ぎようとしている今日このごろ。
今までに見たポケモンのように多種多様な彼私を思い出しては、あらためてスリルのふり幅、および役者&観客のとんでも解釈への適応力に脱帽しまくりです。
そんな中で面白かったペアを思い出したので、今更書いてみました!
経験値豊富なビョン彼のファインプレーはもちろん、漫画みたいなキャラが面白かったヨンソク私。
私役は何かしら「陰」の雰囲気がある人というイメージだったのですが、ヨンソク私は茶髪のオシャレヘアーでリア充チックだし、彼に対して女子高生みたいなキャピキャピリアクションだし、見かけに反して意外とタフだしで、とにかく亜種でした。
最後のシーンは今思い出しても笑いをこらえきれない面白さで・・・wwwこれはまた文中で触れることにします!
ということでこのペアはラブラブではないけど仲悪すぎず、暴力もあるけどなんだかほのぼの。
猟奇的なラブコメ
と銘打って少女漫画で連載できそうなペアでした!
以下より1年3か月前のレポになります。
【バードウォッチング】
ニヒルな微笑でご機嫌オーラを出しながら登場したビョングン彼。
バードウォッチングに夢中な私の後ろに忍び寄り
客席に向かって(*^b^*)シーッ。
※まさかの観客に向けた注意喚起
さらにそろそろと近づいてから、バッと手帳を取り上げ「鳥なんか見て」と顔を覗き込む。直接私の身体に触れないパターン!
私が手を伸ばして取り返そうとすると、手帳を届かない高さに遠ざけるビョン彼。これは何というときめきトゥンク!少女漫画だったら絶対背景にバラとか花びら舞っちゃうやつです!
私が彼のこと好きなのはもちろん、彼も私のことそこそこ嫌いではなさそうだなと感じるんですが、近くでゴロゴロ転がってるけど近づいてくるわけでもない猫みたいな、微妙に詰められないもどかしい距離感で、ビョン彼の生殺しプレイが光ります。
【ロマンチックファイア】
2015年版は曲が終わると
(1)2人とも座ったまま暗転
(2)明るくなると彼だけいない
でしたが、今年は明るいまま彼だけ立ち上がって2階に去っていく演出になってました。
頬に触れる彼の手を大事そうに押さえてたヨンソク私でしたが、優しい炎の伴奏とともにすり抜けていく指が切なかった。
【彼の部屋】
明るくなるとコソ泥みたいなポーズで彼に忍び寄るヨンソク私が立ってるという出オチ。速攻バレて帰るよう促される。
「じゃあ弟に聞いてくるねおやすみー!!☆」と呼び止められる気満々の挨拶をして去ろうとするも、予定通り引き止められ、無事「寝顔でも見てろ」許可ゲット。
嬉しそうにビョン彼の二の腕を人差し指で突っついてました。(ビョン彼完スルー。)
【スリルミー】
「抱きしめて欲しい」で私をギューッと抱きしめるビョン彼。そして以上ですが何か?と言いたげなドヤ顔。
スリルミーはあからさまに嫌そうではないけど、関心もないという一番心痛むやつで、こんなに体積でかいのにつかみどころがなさすぎるビョングン彼め!ヨンソク私ファイティン!
【電話】
このあたりからビョン彼のへたれ部分が顔を見せ始めます。
口をわなわなさせながら、動揺のあまり新聞を真ん中から綺麗に真っ二つに切断。
【あの夜のこと】
ユル彼のようなリピートアフターミー方式ではなく、実演なしで厳しく指揮命令するタイプ。
途中からベンチに座りながら指導してて、もはや監督状態。
そんな厳しいレッスンを受けるヨンソク私、練習ではノリ気じゃなかったわりに、本番では身振り・手振り・表情をフル活用したアメリカの通販番組もびっくりの演技を大披露!
絶対捕まる。
【公園バトル】
会話中、おもむろにスーツを脱ぎ始めるビョン彼。
私と話しながらシャツの腕もまくりあげてます。一体何の準備かと思ったら、そのままヨンソク私に張り手2発からのベンチどっかーん!からの持ち上げて地面にビシャーーーン!!
暴れるためにキチンとスーツ脱いで身支度する彼もおかしすぎますが、そんな彼を「あ・・・ぶたれる?」と不安そうに見守るヨンソク私もおかしすぎました。
しかしビョン彼の身長を生かした、地面に落とす攻撃の迫力!w
最後は急に優しく抱きしめて、自分の肩に私の顔を置かせて安心させたと思った瞬間に「変態野郎」と言うドSっぷり。
あんまりにもあんまりな仕打ちにヨンソク私も涙と鼻水ダバダー。
【留置所】
私が強気になってから「だっておまえがいったじゃんがぁー!泣」みたいな感じで顔面崩壊するビョングン彼。
半泣きで僕と組んでを歌い、目の前の私の手にキスもしちゃう。
それを見てまた涙ボタボタに止まらない私。「死にたくない」では悪霊の憑依を疑うレベルで発狂してるビョン彼の声を、必死で聞こえないように耳塞いでました。
ビョン彼の感情って
平常心→不安→恐怖
じゃなくて平常心からダイレクトに恐怖にいくのが動物的で怖いです!
【99年】
私の告白を薄ら笑いで聞くビョン彼。
しかしジョークだと思って笑ってる風でもなく、どちらかというと「(^^)???」(何言ってるかよくわかんないけどとりあえず笑っとこ☆的な笑い)
あまりの余裕ぶっこきっぷりに、ビョン彼すごいな!と思い始めたのもつかのま、曲が始まる直前の「わざとだよ」を聞いた瞬間
(゚O゚)!!(背筋ピーン
今気づいたようです!
遅ーっ!!爆笑
近づいてくる私を見もしないで、え?あのときは?え?あのときも?あ!そういえばあのとき・・・!はわわ!と必死に思い出してるであろう様子が顔に出すぎなビョン彼。目飛び出しそうだし、やはりアゴがずれている(2014年比)。
でも確かにあのヨンソク私がこんな手の込んだ、自己犠牲をともなう大プロジェクト仕掛けてくるなんて予測できなかったと思いますよ!(自己犠牲というより自爆テロ的に近いですがw)
驚愕のまま退場していったビョン彼だったのでした。
【釈放】
審議官「あなたは自由です」
に対するヨン私のリアクション↓
自由・・・(´・_・`)
自由!!??(´・▽・`)(はじける笑顔)
めっちゃ喜んでるー!!www
返された所持品を説明するときもすごく嬉しそうで、早く出たかったんですねヨン私。
きっと長い月日が過ぎ傷も癒えたのでしょう。
ここでこんな喜び方してる私は、後にも先にも日韓含めてヨンソク私しか見たことないよ。
しかしその後
彼の写真を見た途端号泣。
情緒不安定かwwww
彼の記憶もそこそこ薄れてきてたところに、久々に写真見て思い出しちゃったんでしょうか。
この目の前の状況にコロコロ感情が流されちゃう感じ、妙にリアルであるw
最後登場した彼は、最初の公園で着ていたのと同じグリーンのスカーフをつけてました。
「僕は君の共犯者。決して裏切らない」の歌詞の後に、穏やかな表情で私の方をじっと見つめるビョン彼。
あたかも同じ空間で同じ空間にいる私のことを見てるようで、記憶の中の彼なのに記憶の中っぽくない、ここだけみたら彼はもう死んでることがわからないかもしれない。
作中には描かれてない彼が死んでしまった瞬間、2人は最後にどんなお別れをしたんだろうと唐突にしんみりしてしまったラストでした。
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いやーあらためて面白かったですね!www
どんなにひどい仕打ちや状況に置かれても、病まずに強く生きるヨンソク私に謎の元気をもらえた公演でした。
ショックを受けた時はガーン!!Σ(゚д゚lll)驚いた時はドッシェー!!Σ(´⊙p⊙`)と反応が全力なのが、踏まれても折れない秘訣なのかもしれない。
何も感じないんだ(天然すぎて)なビョン彼と繰り広げるツッコミ不在のドタバタラブコメディでした。