国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

スリルミーピアニストのみなさん

彼と私がみんな個性的であるように、ピアニストもまた個性的で面白いので個人的な印象をダラダラ書いてみました。

【パクさん】
うねるような強弱で2人を結末に運んでいくようなピアノ。
激昂することもなく、彼にも私にもよりすぎないフェア感。
1音1音がハッキリしてて、なおかつしっとりもしてる感じがスリルの雰囲気にあってる!
安定のトラブル対応力で2014年はナイスフォローを幾度となく見せてくれました。日本スリルの守り神や・・・!

ところでパクさんを思い出そうとすると、いれまりペア千秋楽でナイフを振り回してた姿が思い出されます(笑)

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【ジェヨンさん】
凄まじくマイペースで、プレリュード前にストレッチするところから始まります
客席まで指バキバキ鳴らす音が聞こえてくるよ!
彼の特徴は何と言っても

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観劇してるところでしょう。
しかも様子見るとかじゃなくガン見 

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公園シーンなどしばらくピアノがないところでは喋ってる役者を首で追ってまじまじと見てます。

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かと思ったら突然ピアノを拭き始めるフリーダム。
しかしさすがよく観察してるだけあって、彼私の感情と連動してるようなピアノです。同じ曲の中で加速したり減速したり、よくセリフタイミングあうな!と驚くくらいピアノの音自体に彼と私の役が入り込んでる。
基本激しめですが、このあいだソンイル彼の「俺たちは大丈夫だ♪」(電話の歌)のところだけセリフに合わせてゆ〜っくり優しく撫でるように弾いていて「おおお!」と感じたのをよく覚えてます。
聞いたお話によるとアメリカの学校を飛び級で進学したリアル超人だそうで、超人まさかの2階にいたw

【オ・ソンミンさん】
キャストボードを見てソンミンさんだとそれだけで「あ、今日のスリルのクオリティは保証された」と思えるくらい、1音1音に物語をパンパンに詰め込んだ演奏をするピアニストさん。
音を例えるなら何かな、毛先まで栄養がいきとどいた髪とか大自然で育ったフルーツかな(全然わかんねえwww)
とにかく伴奏から色んなものを味わえて、スリルミーの曲ってこんなに良かったんだ!ということに改めて気付かせてくれます。
音1つ1つに重みがある、でも決して重すぎない、なーぐーさーめーてーくーれーるー!系ピアノ。
最初に精神統一してからスウッと弾き始めるところが毎度たまりません。


あとこれは言ってもどうにもならないんですが、日本の方がピアノの音が高級!w
さすがこだわりのつや消しグランドピアノ。
韓国版も次回はぜひグランドピアノでやってほしいところです!