国際線第99ターミナル

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日本と韓国のミュージカル観劇あれこれ

ユドクさんのケロ王観察日記

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え、今???ってタイミングですが、今期アランガのユドクケロ様観察日記です。
というのも衝撃的だったんです。
この日初めてピルケロ様以外のケロ様を見たのですが、
別人??
ってくらいキャラが違くて!
いや、ある意味別人ですけど!w同一人物じゃないですか!?(混乱)

以下、ネタバレてんこ盛りなので、未見の方はご注意ください!

 ちょwwww全然違うんですけどおお!!!!と感じたのは始まって3分(早)

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王座についた幼い頃の記憶を追体験するように、目を見開いてガクブルするユドクケロ様。感情を隠さないタイプで、喜怒哀楽全開放出。
外見だけ大人になった子どもようでした!

このシーン意外でも扇子を積極的に活用してて、

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後半の激おこぷんぷんシーンでは、敵を威嚇するクジャクのごとく扇子をブワッサーと広げてご乱心。全体をとおして扇子を権威の象徴として使ってるような印象でした。

そして何より一番びっくりしたのは、比較的性格が明るめなところです!
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夢の女性について語るところのランランルー☆っぷりときたら、思いっきり空気の匂いかいでみたり、椅子に座ってゆらゆら揺れてみたり、もう、超お花畑!(そしてそれを真顔で眺めるドリムの図がシュールすぎて鼻水)
ピルケロ様を見た時は
病名:人生絶望病
なんだと思ってましたが、ユドクケロさんは苦しい状況ながらも、悪戦苦闘しながらそこそこ楽しんで生きてる感じがありました。
トミとドリムとも、気のおける側近として話してる打ち解け感ありましたし、アランがトミの妻だと判明した時も「えっ、そうなの?・・・そっかそっかハハハ」みたいな、会社の上司みたいなリアクションでしたし。

【イメージ図】 
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ただちょっと人を信じすぎるところがあって
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ドリムのでたらめスピリチュアル夢解説聞きながら、大真面目にうんうん頷いてるケロ様。この瞬間この空間でドリムが敵だと知らないのケロ様だけだし、ソゴンドリムがどう見ても悪人顔(爆)なので、志村後ろー!状態!
あまりにも疑わずに信じてるので、根は素直でいい人なんだと思います。
しかし一国の王にしては騙すのチョロそうすぎ!(涙)
意外に王様としてはピルケロ様の方がしっかりしてるかもしれません。(※相対的評価)

子ども時代のケロと同一人物だということがわかりやすいのも、ユドクケロ様で強く感じたポイントでした。

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子ケロと感情がリンクしてるというか、本人が一気に子ども時代に戻る感じがします。
結果、大人ケロ様からも当時の寂しさがひしひしと感じられるため、その後の「あの時の人だったのか!!」からの「これはディスティニー!!☆」な暴走も、少しだけ心境がわかるような気がしました。
ここにきてもワンチャンあると信じて疑わないポジティブさが泣けます!w

そんなユドクケロ様、正座してアランに頼んだのを断られてから一気に怒り爆発。
人生で始めて命令が思い通りにいかなかったのでは!?っていうくらい、我を忘れてトミをズタボロにするケロ様。楽しさすら感じる笑みも浮かべてて、子どもが無邪気にアリンコ踏み潰す時のような残忍さ。
最後トミに持たせる船にも飛びかかろうとしてたのはちょっと笑いましたwwwそれは破壊したらあかんwww

それだけ大暴れをしたにもかかわらず、結局アランの心、忠誠を誓ってくれてたトミ、信頼してたドリムも全て失ってしまったケロ様。
最後は自分の行為と結果に苦笑いが止まらず、ドリムから投げられた数珠も手に持って笑いながらジャラジャラーって落としたり。
最後まで自嘲するように笑って頷きながら絶命していきました。
一句読んで死んだみたいな。これもまた人生・・・みたいな。
まったく新しい後味を残す終わり方でした。
「力ずくでは愛は手に入らないよ」っていう、昔話の王道の教訓を受けたような。

いやはや観劇中も観劇後も、あまりにもピルケロ様バージョンと違うので開いた口が塞がりませんでした!こんなに違うならハングンケロ様も見たかったー!